開院して1か月あまりが過ぎました
- 2022年6月12日
- クリニックあれこれ
亀戸脳神経・脊髄クリニック~あたま・くび・腰~の院長の田宮です。
6月に入り、だいぶ暑くなってきましたね。自分の体型にとっては、これからが気候的に厳しくなる季節です。
5月2日に開院して、あっという間に1か月が過ぎました。この開院前後の数か月余は、正直自分のこれまでの人生の中で1,2位を争う忙しさと緊張感にあふれる毎日でした。
はじめて一緒に働くスタッフとともにクリニック内の必要物品をそろえたり、診療がスムーズに進むようにマニュアルを作成したり、そして開院後もどのように毎日の診療をこなしていくかということを思案したりと、とにかく肉体的にも精神的にも誰もがプレッシャーを感じていたと思います。
それでも、本当に人間性あふれるスタッフに恵まれ、全員が「来院された皆様にいかに安心して帰っていただけるか解決していこう」という同じ方向のベクトルをもつことができていたため、大きな混乱なく今日にいたっている次第です。
スタッフに感謝しまくりの毎日でした。
さて、この1か月間に地域の多くの皆様に、「亀戸脳神経・脊髄クリニック~あたま・くび・腰~」というクリニックを認知していただけて、大変感謝しています。外来に来られる皆様の人数も少しずつ増えてきており、最近では東京の西の方からも、また埼玉や千葉からも来院していただけるようになりました。
遠路はるばる来られた方はもちろん、近いところから歩いて来られた方も分け隔てなく、心配していたことが解決されて安心して帰っていただけるように努めています。
軽い重いに限らず片頭痛の患者さんには、予防薬や発作を抑える薬、漢方などの処方の提案から最新の注射薬の選択まで、また普段の生活で注意すべきことを説明するようにしています。
手がしびれて仕事に支障をきたしている患者さんの場合は、くびのレントゲンとMRIで背骨の変形やぐらつきがないかを評価して、脊髄を圧迫している病変の有無を確認しています。手術という選択肢は最後の最後で、まずは普段の首の姿勢や動かし方の注意に加え、内服などでの改善をめざしていきます。
家事や草むしり中にぎっくり腰になってしまった方には、痛み止めやシップ以外に点滴、ブロック注射で腰の痛みを軽減しつつ、その後の腰のいたわり方を説明していっています。
この短期間の間にも、頭部外傷、脳や脊髄の腫瘍、腰のヘルニア、脳卒中の患者さんも来られ、治療が必要な場合に幸いにも各方面の病院で受け入れていただき、本当にありがたく思っています。
今後も何卒よろしくお願いいたします。
まだまだこれから先は長いですが、スタッフ一丸となって「来院される皆様にとって何がベストか」ということを考えながら診療していくつもりです。
~地域の皆様の健康と世界平和を願って~